【レバノン滞在記 最終回】地中海でマグロ釣り
こんにちは^ ^
レバノン滞在記、とっっっても久しぶりの更新になってしまいました💦
今回は、初体験だったボートでの釣りのお話です♪
バトロンではAirb&bに宿泊しました。いわゆる民泊です。昨年と同じ場所をと思いましたが、すでに予約が入っており断念。
なんとなく覚えている地理を頼りに海辺の小さな部屋を借りました。
オーナーさんとはスーパーマーケットで待ち合わせました。どんな方なのか多少の不安と、それに勝るワクワク感でテンションはマックスでした。
そこに現れたのは金髪で背の高い、優しそうな顔をした男性でした。ジョージさんです。彼からすると、明らかに外国人旅行者である私はとても見つけやすかったと思います。
一通り挨拶をすませると、彼はアクティビティの提案を次々としてくれました。
例えば、バトロンの町をサイクリングで一周🚴♀️や、町のオススメのカフェ、パン屋さんの紹介、また、部屋に着くまでに車で市内も紹介してくれました。
その中で言われた言葉、
今から釣りに行くけど、興味ある?
え?釣り?
え?地中海で??
面白そう!!
夕方だったので1時間くらいで戻るとのことだったので、気軽にOKしてしまいました。
そしていざ港に着くと、彼は小型ボートを所有していて、それに乗り沖に出て釣りをすると言われました。
ボートで沖で釣り、優雅な響きでした。
でも…ボート、座る場所や柵、捕まる場所もほとんどありません。きっと波は穏やかなんだろうな♪と期待して!出発しました!
…グワン!
ザップーン!?
え、波、荒くない?
ボートは左右に容赦なく揺れます。。
ジョージさんに聞いてみました。
海、これは穏やかな方ですか?
彼は答えました。
まあまあですね。普段は6〜7mの波が来る時もあります。
!!えーーーー!
ちょっと怖い!!気軽に返事した私、バカだったぁ!
え、落ちたらどうしよう!
と急に焦りだしました。
しかし彼はルンルンな様子で糸をたらし、私にはなんとレバノンビールをくれました。
いや、飲んでる場合じゃないから!落ちるから!と必死にボートにしがみつきながらボートを停めるタイミングを待ちました。
しかし、ボートは停まりません。。
ん?と思いまたジョージに聞いてみました。
この釣りはボートを停めないんですか?
すると彼はこたえました。
このスピードで走っているうちにマグロが釣れるんです。
なんと!マグロ釣ってたんですか!
日本だとマグロって一攫千金とか数百キロとかのイメージなんですが…
と思いながら次第に揺れにも慣れてきて、地中海の沖からバトロンの街を見る余裕も出てきました。
釣りはほとんど経験がなかったので竿を持つ方法などではなかったのが今回は救われました。
何はともあれ、ステキな景色、釣れたマグロの赤ちゃんは彼のお母さんが美味しく調理してくれて1匹まるごといただき、貴重な体験をさせてくれたジョージさんには感謝です。
レバノン旅行は毎回新しい発見があり、また行きたい!と思わせてくれます。
ご飯が美味しく、人が優しく、景色が綺麗なレバノン。またいつか再訪したいと思います。