【レバノン滞在記】château Ksara
レバノン東部のベカー高原にあるchâteauKsaraは、1857年創業のレバノンで最初のワイナリーです。
元々は、イエズス会の僧侶達が作り始めたようです。
25ヘクタールから始まったブドウの栽培は、その後拡大し、今日では10箇所計441ヘクタールの畑で25種類のブドウを栽培しています。
畑の標高は平均1000mです。
創業後に発見された地下の天然の洞窟は、ワインを保管するのに最適な湿度が常に保たれているそうです。合計200mにも及ぶこのような洞窟は、中東では唯一だそうです。
こちらは第二次世界大戦の時に100家族が4年間避難していたそうです。
そんな話を聞いてしまうと、色々な想いも込み上げてきますが、テイスティングの時間となりました。
白ワインから始まり、ロゼ、赤といただきました。私は高級赤ワインが美味しいと感じましたが、もしかしたら値段に惑わされているかも?と心配にもなりました。。
1人5ドルでチーズが追加できるのですが、日本では考えられない量が出てきます。ちなみにこちらは2名分です。
テイスティングのあとは、ワイナリーに併設されているレストランでランチをいただきました。
ここではワインは頼まないと!ですね。私はチキンのプレートを注文しました。味付けはヨーロッパ風な感じでワインによく合いました。
一緒に行った友人はサーモンを頼んだのですが、添えてあるソースが明らかに醤油だったので、スタッフさんに聞くと、そうだよ、持ってきてあげるよ、と言って、厨房からキッコーマンが!
まさかレバノンの老舗ワイナリーでキッコーマンを見るとは思いもしなかったので、衝撃でした。
ワイナリー見学、テイスティングは無料(有料もあり)なので、レバノンに行かれる際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
次回はバトロウンで経験した地中海のマグロ釣りについてです♪